7月20日は「中小企業の日」です

7月20日が「中小企業の日」に定められました。「中小企業基本法」の公布・施行日にちなんで制定されたそうですね。

https://www.meti.go.jp/press/2019/06/20190614005/20190614005.html

由来となった「中小企業基本法」とは

日付の由来となった「中小企業基本法」 は、中小企業施策の基本理念などを定めた法律です。私は、その第三条がとても好きです。

(基本理念)
第三条 中小企業については、多様な事業の分野において特色ある事業活動を行い、多様な就業の機会を提供し、個人がその能力を発揮しつつ事業を行う機会を提供することにより我が国の経済の基盤を形成しているものであり、特に、多数の中小企業者が創意工夫を生かして経営の向上を図るための事業活動を行うことを通じて、新たな産業を創出し、就業の機会を増大させ、市場における競争を促進し、地域における経済の活性化を促進する等が国経済の活力の維持及び強化に果たすべき重要な使命を有するものであることにかんがみ、独立した中小企業者の自主的な努力が助長されることを旨とし、その経営の革新及び創業が促進され、その経営基盤が強化され、並びに経済的社会的環境の変化への適応が円滑化されることにより、その多様で活力ある成長発展が図られなければならない。

出典:中小企業基本法

ちょっと堅苦しい文章ですが、夢に満ち溢れた文章だと、私は感じています。

多様な中小企業が個性豊かな事業を展開して、そこでは従業員さん一人ひとりが能力を発揮しながら活躍していて、そういう営みが日本の経済の基盤を形成している。それってステキな光景だと思いませんか。

中小企業は、日本経済の基盤

「 中小企業が『日本の経済の基盤を形成している』って、ホンマかいな?」
と思った方もいらっしゃるかもしれませんね。

統計では、中小企業の存在感を示す結果が出ています。

中小企業の企業数、従業員数、付加価値額

出典:2019年版 中小企業白書・小規模企業白書 概要

日本の全企業357.8社のうち、中小企業は99.7%を占めています。また、従業者のうち約70%、約3,200万人の方が中小企業で働き、総付加価値のうち 約53%が中小企業で生み出されています。

初めてこのことを知ったとき、 私は、想像していたよりも中小企業が果たしている役割が大きくて驚きました。「中小企業ってすごい!!」とワクワクしました。

日本の活力の源である中小企業の皆さまが、活き活きと事業を行っていけるよう、経営支援をおこなっていきます。

この記事を書いた人

林 めぐみ
林 めぐみ
中小企業診断士
経理・財務スキル検定 レベルA
日商簿記2級/基本情報技術者/FP2級

得意な業種:製造業・卸売業  得意なテーマ:経営全般・財務・IT

IT企業でのシステム運用を経て、小規模製造業の取締役を11年間経験。3代目後継者である夫のビジネスパートナーとして尽力し、経営企画からバックオフィスまで幅広い経験を積む。小さな会社でもできるIT活用や財務管理など、実践的なアドバイスが得意です。貴社の「明日の一手」=「あすのて」を導きます。

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